【鍼灸マッサージ・コラム】こんな返戻にはご用心
はり・きゅう、マッサージの保険請求において
保険者(委託業者)からの返戻で
『患者に確認した結果、傷病名に相違があります。』
との理由の返戻がある時があります。
傷病名は誰が判断しているのかが重要
この内容の返戻について、柔道整復の返戻ならば、何ら問題はありません(問題がある時もあるかも・・・)
問題がない理由が、柔道整復は柔道整復師が傷病名をつけているから
施術者に照会をかける事は当たり前のことです。
はりきゅう、マッサージの保険請求では、誰が傷病名を判断しているのか
はり師きゅう師やあん摩マッサージ指圧師の保険請求は同意書が必要です、傷病名を判断している(診断している)のは医師です。
医師からの同意の元、同意書に記載されている傷病名を施術をしている為に、もしも傷病名の相違があっても
傷病名を判断していない施術者に返戻しても解決できない内容となります。
傷病名に相違があるのであれば、同意医師に傷病名について聞かないといけないかと思われます。
保険者の対応について
柔道整復のノウハウで、鍼灸マッサージの療養費に対して、患者照会・返戻をしてくる保険者がいますが
療養費の内容(傷病名が誰が判断しているのか)が違うことを、きちんと理解の上、患者照会返戻をしてもらいたいものです。
会員様につきましては、保険者から返戻があった際は、返戻の内容が妥当か確認し、妥当でない場合は会員様へ返戻する前に保険者に問合せなどしております。
他の返戻もそうですが、まず保険者より返戻がありました
返戻内容が妥当か確認した方が無難です
『患者に確認した結果、傷病名に相違があります。』
の理由による保険者返戻にご用心ください。
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今回のコラムは小島が担当いたしました
明日2月27日は『あん摩マッサージ指圧師』、あさって2月28日は『はり師、きゆう師』の国家試験です、受験生の皆様はコロナ禍で授業や勉強もままらなかったと思われますが、今まで勉強していた事は決して裏切らないはずです!!