【鍼灸マッサージ・コラム】施術報告書について
改定による変更点と、よくお問い合わせいただく内容についてご紹介いたします。
以下の順でご説明いたします。
・改定による変更点 施術報告書交付料の変更
・改定による変更点 項目の追加
・お問い合わせの多い内容 担当医の名前が分からない
施術報告書交付料の変更
施術報告書交付料が令和2年12月施術分より、300円から460円になりました。
算定方法は従来通り、『施術報告書を書く元になった施術日の属する月に、施術報告書を作成し施術報告書交付料を算定』となります
(鍼灸、マッサージの施術の場合 初療月を含め5ヵ月間は算定不可、変形徒手矯正の施術の場合 初療月から算定可能)
項目の追加
『施術の頻度』の項目が追加されました。
今までは『施術の内容・頻度』とまとめられていましたが、今回の改定により項目が分けられる形となりました。
頻度の内容として記載する平均回数は、要加療期間内の月平均を算出してください。鍼灸、マッサージであれば要加療期間にあたる過去6ヶ月間の平均となり、徒手矯正術の場合は直近1ヶ月の平均となります。
用紙は新様式でご対応いただくのが基本となります。
ご用意できない場合は、同意書等と同様に、当分の間は従来の様式を取り繕って使用することができることとするとされていますので、施術の内容・頻度欄に月平均をご記載ください。
担当医の名前が分からない
「患者さんが病院を変えるそうで、担当医の名前が分かりません」等のお問い合わせをいただくことがございます。
施術報告書上部の ○○ 医師様に関しましては、規定上、必ず担当医を記載するようにとなっていませんので、ご不明の場合は ご担当医 様や 担当医先生御侍史 と記載していただければと思います。
※会員様におかれましては、改定に係る内容の詳細などに関しまして
会報の安全保障鍼灸マッサージ通信の2月号に記載しておりますのでご確認ください。
今回は照喜名が担当いたしました。
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