【コラム鍼灸・マッサージ】最近の返戻動向
近頃神奈川国保連より、以前は通っていた内容での返戻が増えておりますので、お知らせいたします。
傷病名
同意書とレセプトの傷病名が相違していると返戻がございました。
同意書に複数傷病名の記載があるが、実際に施術している傷病名のみレセプトに記載したところ、傷病名が相違していると返戻になりました。同意書『神経痛・腰痛症』等複数の傷病名の記載があった場合、実際には『神経痛』のみの施術であったとしても、レセプトに『神経痛・腰痛症』と同意書に沿って記載するようお願いいたします。
また、可能でございましたら、鍼灸の施術に関係のない傷病名は、同意書に載せない方が無難です。
発病年月日
同意書「○○年頃」レセプト「不詳」という内容で提出しましたところ、発病年月日が相違
していると返戻がございました。
同意書の発病年日が「2019年」「2019年1月」といった記載で、明確に発病日がわからない場合でも、レセプトは「不詳」と記載せず、同意書に合わせた内容で記載されるようお願いいたします。
今回は神奈川国保からの返戻でしたが、最近は同意書の内容と完全に一致していないことでの返戻が増えております。
他県国保・後期の場合でも、基本的に同意書と一致した内容での記載した方が無難です。
(例)
返戻対象 : 同意書「2019年頃」 レセプト「不詳」
今後の提出方法: 同意書「2019年頃」 レセプト「2019年頃」
症状が相違している(マッサージ)
“拘縮について、同意書と相違です”と返戻がありました。
今回同意書の傷病名欄に記載されていた症状(左右膝・左右足首)と症状欄に記載されていた症状(左膝・左足首)が相違しており、傷病名欄に記載されていた症状に合わせレセプトの症状を記載したところ、同意書(症状欄)と相違しているとのことで返戻になったと思われます。
無用な返戻を招いてしまいますので、可能でありましたら、傷病名欄には症状の記載はしないよう同意医師にご依頼をお願いいたします。
他の保険者からの返戻においても、不要な内容を記載したことによるものが増えております。
不要な内容はレセプトに記載しない方が無難です。
(例)
傷病名を摘要欄にも記載し、その内容が傷病名欄の傷病名と相違している等
【鍼灸マッサージ・改正】償還払いにもどす事ができる一部改正について 令和3年7月1日~
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