【コラム・鍼灸マッサージ】施術録について(あん摩・マッサージ・指圧版)
前回のコラム(施術録について鍼灸版)に引き続き、今回はあん摩・マッサージ・指圧師の療養費 施術録の記載事項についてお伝えいたします。
療養費 施術録の記載事項（例）
あん摩・マッサージ・指圧
施術録の記載事項（例）
(1) 受給資格の確認
ア 保険等の種類
①健康保険（協・組・日） ②船員保険 ③国民健康保険（退）
④共済組合 ⑤後期高齢者医療 ⑥その他
イ 被保険者証等
① 記号・番号 ②氏名 ③住所・電話番号 ④資格取得年月日
⑤有効期限 ⑥保険者・事業所名称及び所在地 ⑦保険者番号等
ウ 公費負担
①公費負担者番号 ②公費負担の受給者番号
エ 施術を受ける者
①氏名 ②性別 ③生年月日 ④続柄 ⑤住所
◎月初めに適宜、保険証を確認するなど、必要な措置を講ずること。
(2) 同意した医師の住所、氏名と同意年月日及び再同意した医師の住所、氏名
と再同意年月日
(3) 同意疾病名
(4) 初療年月日、施術終了年月日
(5) 転帰欄には、治癒、中止、転医の別を記載すること。
(6) 施術回数
(7) 施術の内容、経過等
施術月日、施術の内容、経過等を具体的に順序よく記載すること。
(8) 施術明細
① 往療料km、その他
② マッサージ局所数、温罨法、電気光線器具、変形徒手矯正術数
③ 上記について施術後その都度、必要事項及び金額を記入すること。
④ 施術所見を記入すること。
鍼灸の施術録もそうですが、これだけの内容の記載事項があります、
施術録は施術をしましたら、「施術後その都度、必要事項及び金額を記入すること。」と規定がございますので、整備しないといけません。
そして重要となるのが、裏面の『施術経過所見』となります
裏面の施術経過所見欄は
・施術報告書の交付について
・再同意の記録について
・複数施術者がいる場合は、担当施術者 など
患者さんの症状や施術内容など様々な内容を記載する必要がございます。
施術録の書き方などは、後日コラムで伝えさせていただきます。
お知らせ
7/11に鍼灸マッサージのセミナーを開催する予定です
業界動向、特に7月からの「償還払いに戻せる仕組み」や「施術録」についても解説させていただきますので、お時間がございましたらご参加ください。
(詳細につきましては、近日中にホームページ、ツイッターにてお伝えいたします。)
会員外の方も参加できるセミナーとなります。
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