【コラム・鍼灸マッサージ】実績から見る返戻対策②
今回はマッサージの同意書の返戻実績についてお伝えいたします。 マッサージの同意書の場合、病名の他に、『症状欄』や『施術の種類施術部位欄』があり、さらに、マッサージと変形徒手矯正術とで項目がわかれており、鍼灸の同意書と比べると若干ややこしい作りとなっています。
早速返戻の事例をご紹介します。
①同意欄には○があるが、症状欄には○がない
『施術の種類・施術部位』欄に○があっても、『症状欄』に○がないと、同意があるとみなされません。 症状と部位が相違していることで返戻の対象となりますので、相違がないかきちんと確認をしましょう。
②一回の診察で1枚以上の同意書が出ている
変形徒手矯正術は、1か月ごとの同意が必要であり、こまめな通院を求められますが、寝たきり等で病院に行きづらく、1回の診察で2枚の同意書が出ているケースがあります。 ですが、原則一度の診察で一枚の同意書の発行しか認められていないため、 返戻の対象となります。
・同じ令和2年9月30日の診察日で
【令和2年10月1日】【令和2年11月1日】の2つの同意書が出ている
⇒返戻の対象となる
いかがでしたでしょうか?
一見不備がないように見える同意書でも、返戻となるケースがございます。
忙しい中でのレセプト作業かと思いますが、確認ポイントを抑えると少しでも返戻を減らすことができます。
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