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2022/05/07

【コラム・鍼灸マッサージ】実績から見る返戻対策①同意書不備

返戻でお困りの方も少なくないと思いますが、実際にどのような返戻が多いかご存知でしょうか? 資格関係の返戻が最も多く、 次に多いのが同意書に関する返戻です。 実際、当会が審査している中でも、同意書の不備やレセプトとの相違等が多く見受けられます。 レセプトを提出する前に、今一度同意書の不備や、レセプトとの相違点がないか確認してみましょう。


同意書の不備について(鍼灸・マッサージ共通)

①空欄の項目がある

同意書は、すべての項目に記載が必要です。ですが、医師が記載しているためか、記載が漏れている同意書を目にすることは少なくありません。 中でもよくある記載漏れが、 発病年月日/同意区分/診察日 の項目です。 発病年月日に関しては、“不詳”の意味で記載しない医師もいるかもしれませんが、 その際は、きちんと“不詳”と記載してもらうようにしましょう。

②同意日が診察日より後の日付

医師の診察があったうえで同意書を記載してもらうこととなっていますが、 同意日が診察日より後の日付になってしまっている同意書が稀に見受けられます。 上記の場合、診察した上で発行された同意書とみなされず、 保険者より返戻となります。 診察日と同意日の日付についても見比べるようにしましょう。

③診察日と同意日が空いている

基本的に、直近の診察を基にして、同意書を記載してもらうこととなっている為、 記載されている診察日から同意日までの期間が空きすぎていると、 保険者より、直近の診察日を記載してください と返戻になります。

(間空きの目安) 鍼灸・マッサージ:6か月以上 変形徒手矯正:1か月以上


いかがでしたでしょうか。 以上3点を確認し、同意書通りにレセコンに入力するだけで、 返戻の量を減らすことができます。   次回は、マッサージの同意書の返戻実績についてお伝えいたします。

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