【コラム・柔整】金属副子等加算について
金属副子の算定条件
・骨折、脱臼の整復及び不全骨折の固定に対し使用した固定部品が
【金属副子・合成樹脂副子または副木厚紙副子】である場合に限る
・固定に使用した数にかかわらず、一律1,000円とする
・金属副子等の交換が必要になった場合は2回まで後療料に算定できることとし、
使用または交換した日を支給申請書の摘要欄及び、施術録に記載すること
交換にあたって
①負傷部位の状態変化により金属副子等の大きさ、形状の変更が必要になった場合
②金属副子等が破損した場合
③衛生管理上交換が必要になった場合
となり、交換が必要になった理由は施術録に記載をすること
(金属副子等加算の所定金額には、金属副子等の費用及び包帯等の費用が含まれる)
しばらく金属副子等加算の改定はありませんでしたが
※平成30年6月より
大型金属副子等加算:1,030円
中型金属副子等加算:910円
小型金属副子等加算:680円 から
⇓
包括化し金属副子等加算(大・中・小の区別なく)1,000円
と変更しております。
注意点
あくまでも、骨折・脱臼・不全骨折に対し固定を金属副子等の固定を行った場合に算定できるものとなりますので、
捻挫・打撲・挫傷に対しては算定できません
最後に
院によっては、たまにしか加算しない項目故に
いざ加算した際、処理に戸惑うことがあるかもしれません
そのようなことが起こらないよう、今一度再確認にお役立てください
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