忙しいからこそ見直してほしい返戻について
保険者返戻、出来れば0件にしたいですよね。
今、返戻で一番多い内容は【資格喪失】です。
次いで患者照会、記号番号、生年月日相違…。
忙しいからと、お座なりにしてしまうと、後々大変になってしまうのは先生です。
資格変更があったにもかかわらず、患者様が申告していないという、院に落ち度がない場合もございますが、それを未然に防ぐため
“保険証の有効期限の確認”をしっかりしましょう
保険証確認の大切さ
有効期限が切れていなくとも、資格変更になっている場合もございますが、
3年も前に資格喪失しているにもかかわらず、現在もそのまま使用し、保険者返戻になっているものも見かけます。
保険者への心象も悪くなってしまいますので、出来ることから始めていきましょう
切り替えが多い 要注意月!
4月からは
学校に入学し未就学児童ではなくなる
(今年は平成23年4月2日~平成24年4月1日までのお子さんが対象)
義務教育を終えて助成の対象外になる
(市町村によっては高校生まで対象の所もございますが、平成14年4月2日~平成15年4月1日までのお子さんが対象)
この2つは誕生日は関係なく、4月になった時点で強制的に変更となります。
また、毎年8月1日に後期高齢者の自己負担の割合判定があり負担割合変更になります。
所得税によって変更の対象者は異なりますが、毎年返戻が多い月となりますので、4月と合わせ要注意の月となりますので、ご注意ください。
就職をして国保から社保へ切り替わった
引っ越しをして住所の変更があった(各国保・後期のみ)
など、4月8月は変更の多い月となりますので
「最近返戻が多いな…」
そう思っている院は、今一度保険証のチェックの見直しを検討してみてください
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