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お知らせ

2021/09/02

【コラム・鍼灸マッサージ】スポーツ振興(学校の保険)について

日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度をご存知でしょうか。

鍼灸・マッサージ院ではあまり聞き慣れない制度ですが、

柔道整復と同じように利用することができます。

災害共済給付制度

学校の管理下で生じたケガに対して、日本スポーツ振興センターから保護者に給付金が支払われる制度です。

初療から治癒までに要する費用額が5,000円以上のものが対象となり、

給付金額は費用額の4割(3割負担場合)なります。

≪例 保険の自己負担額3割+見舞金1割=合計4割≫

健康保険が適用される傷病が対象となるため、鍼灸・マッサージでは医師の同意が必要です。

学校の管理下とは

対象となる学校(国立、公立、私立の別を問わない)

義務教育諸学校・高等学校・高等専門学校・幼稚園・幼保連携型認定こども園・高等専修学校・保育所等

管理下となる範囲

授業中、部活動、修学旅行、休憩時間、通学中等

請求の流れ

申請には「医療等の状況」という用紙が必要となります。

学校でもらえるものなので、最初の来院時にお持ちになっているかご確認ください。

1.保護者が学校から「医療等の状況」を受け取る

2.病院で医師から同意書をもらう

3.施術を行う

 この時、「医療等の状況」を記入

 通常通りレセプトを作成・保険者へ請求し、窓口では一部負担金額をそのまま徴収する

4.保護者が学校へ「医療等の状況」を提出する

5.学校から学校の設置者(公立の場合は教育委員会、

私立の場合は法人の理事長等)へ「医療等の状況」を提出する

6.学校の設置者から日本スポーツ振興センターへ請求する

注意点

申請から給付までおおよそ3ヶ月かかるので、早めに申請しましょう。

・複数月にまたがる場合、1ヶ月ごとの「医療等の状況」を記入してください。

・施術月から2年間請求を行わなかった場合、給付が受けられなくなります。

・マッサージは柔道整復と同じ用紙を使用しますが、鍼灸は用紙が異なります。

・原則、医療助成との併用はできません。

日本スポーツ振興センターのHPはこちら⇒独立行政法人日本スポーツ振興センター

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