【コラム・鍼灸マッサージ】今更聞けない療養費の申請について②
今回は保険者ごとの申請の確認方法についてお伝えいたします。
前回のコラムはこちら→今更聞けない療養費の申請について①
保険証には様々な情報が記載されておりますが、保険者の番号も載っています。
保険種別も多数あり、複雑です。
まずは保険種別の一覧をまとめましたので、ご確認ください。
保険種別が確認できたところで、
本題の種別ごとの申請方法を見ていきましょう。
国保・職能別国保以外は、頭の数字2ケタで覚えるとわかりやすいですよ!!
国民健康保険・後期高齢者医療制度【39】
・国保の場合受領委任が大半だが、参加していない市町村もあり
・参加していなくとも、基本的には償還払いではなく、代理受領
・後期高齢者は全ての都道府県、受領委任に参加済み
⇒月に一度更新される『はり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費に関する受領委任を取り扱う保険者等について』
にて、各都道府県ごとの受領委任への参加の状況が確認できます。
全国健康保険協会【01】又は【02・03・04】
・全都道府県 受領委任に参加済み
健康保険組合【06・63】
・受領委任か償還払いだが、償還払いの保険者多数
→健保連のHPにて確認可能
(方法の詳細については、今後のコラムでお伝えします)
共済組合【31・32・33・34】・自衛官【07】
・そもそも受領委任に参加していない
・代理受領、償還払いが混在している
→直接保険者に問い合わせいただくか、会にご確認ください。
会の提出実績の元、代理受領か償還払いかお伝えいたします!
以上のように、各保険種別によって申請方法が異なってきます。
保険種別を把握し、申請方法をきちんと確認することで、
患者様にもスムーズに申請方法のご案内ができるかと思います。
その他、医療助成制度などは、市町村で取扱いが異なりますので、
ご不明点がございましたら、会までお問い合わせください。
次回は、健康保険組合の簡単な申請方法の確認の仕方について
お伝えいたします。
→【コラム・鍼灸マッサージ】今更聞けない療養費の申請について③
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